妊娠初期 つわり|妊娠初期のつわりを乗り切るには

妊娠初期 つわり


妊娠初期

妊娠を経験した女性の辛かった思い出の一つとも言えるのがつわりなのではないでしょうか。つわりは、女性の体内に胎児が作られて、その胎児が育とうと母体であるお母さんの栄養素を吸収しようとする為に、お母さんの体内のホルモンバランスが大きく崩れて起こる妊娠初期に出やすい症状です。女性の性格や体型に関係なく出ますし、その程度(重さ/軽さ)も人によってまちまちです。「遺伝するので、自分の母親がつわり重かったみたいだから心配。。」なんて言われる事もありますが、真偽のほどは定かではありません。ですので、そういう妊婦さんでも、つわりを乗り切る得策を知って覚えておくと良いでしょう。やっぱり軽ければ軽くて良かったで済む訳ですから。

妊娠すると酸っぱい食べ物が恋しくなる…は、映画やドラマでも見かける、多くの人が描く妊娠女性の様子ではないでしょうか。妊娠すると、女性の多くは、匂いに敏感になります。今まで好きだったご飯の炊ける匂いが苦手になったり、スーパーの食品売り場で気分が悪くなった人もいるでしょう。つわりの症状として代表的なものが吐き気です。症状が軽い人もいれば重い人もいます。食事が殆ど取れなくなり、体重がどんどん減ってしまうような場合は、脱水症になったり栄養失調になってしまいますので、症状が重い場合はすぐに主治医に相談してください。

つわりを少しでも楽にするために、食事の工夫をしてみましょう。お腹が空くと吐き気が強くなる人は、一日3食ではなく6食くらいに分けて食べるようにして、空腹を避けましょう。軽くつまめるクラッカーや果物、ヨーグルト、野菜、チーズ、豆腐などを用意しておきましょう。レモンやオレンジなどの酸っぱいものは好んで食べたけれど、お酢などのすっぱいものは苦手だったという話もよく聞きます。凍らせたフルーツなどもつわりの時期には役に立つでしょう。油の多いものや香辛料の強い食べ物は胃に負担になるので、胃にやさしい消化の良い物を食べるといいでしょう。この時期は、自分の苦手なものは避けて、食べられる物を少しでもいいので口にしてください。何も食べないでいると低血糖症になったり脱水症になってさらにつわりを悪化させます。固形物がダメな人は、野菜ジュースやフルーツジュース、スムージー、ヨーグルトドリンクを飲むのもいいでしょう。レモンキャンデイーなどを持ち歩いてもいいですね。

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執筆者について

Junko@momijimom

日本正看護師免許
ハワイ州正看護師免許
カリフォルニア州正看護師免許
ラマーズ公認チャイルドバース・エデュケーター
ラクテーション・エデュケーター/カウンセラー